フリーター問題

昨日の日経MJの記事から、脳内に引っかかりっぱなし。
元々記事の内容は
「趣味等に多く消費するフリーターをターゲットに
 新しいビジネスチャンスが有るのでは?」
という主旨だったのだが。

エグゼクティブフリーターBlog
フリーター夫婦の徒然日記
フリーターを減らす方法
フリーターは損か得か?
フリーター問題の核心


企業側としては、賃金の安いパート・アルバイトを雇いたいという実情もある。
単純作業や事務などの定型業務に、高い賃金を費やして正社員を使う必要は無いからな。


専門知識を必要とする業種には、正社員。
必要としない業種には、パート・アルバイト。
業種によって、この格差は今後さらに広がっていくであろう。


そもそも、フリーターは
自分の私観では
「自分で自由に生活を設計出来る」
という点が、一番の大きなポイントだと思う。
自由な時間を得られる反面、生きていくためには
自分の経済を、自分自身で設計していく必要があり。
無論、将来も自分で設計する必要がある。
何からも縛られない「自由」とは、またニュアンスが違うのだ。


将来の方向性を考えていて、その上で
現在はフリーターという選択肢を取った人も居る。
例えば
・学校に通うため or 留学するための資金を稼いでる人
 →期間限定のため、自由雇用形態を選択
・アーティストや芸能人を目指している人
 →レッスン、オーディションetcの都合から、自由雇用形態を選択
ドキュメンタリー番組etcで取り上げられるのを、たまに見るよな。


ただ、それ以外の若年フリーターの多くは
今の手元の金しか見えてなく、将来とか何も考えてないのが実情。
(考えていると言っても、曖昧な偶像のみ)
結局のところ、惰性で生きてるのみ。
それでいて、将来は正社員として働きたいという人間が7割超。
無理ダロ(プ
所詮、楽な方向に逃げてるダケにしか見えない。
悪いケド。


よく「オレは自由に生きてるんだ」と旗を掲げてる輩も居るが
路上生活者と何も変わらない事に、気づかないのだろうか。